
結婚感の確認は絶対やらなきゃダメですよ。
昨夜から始まりました、「リコカツ」ご覧になりましたか?
仲人目線で、かなり面白かったので、今日はこの話です。
交際0日婚で、電撃結婚したカップルが、結婚初日からお互いの価値観の違い、ライフスタイルの違いから離婚を考えるという、なんとも過激な設定です。
北川景子さん、永山瑛太さん、どちらも大好きな役者さんなので、楽しみに見ております。
出会ってから3ヶ月、結婚までに会ったのは5.6回というお二人ですが、これってまるで結婚相談所での出会いと成婚にそっくりです。
それはいいのですが、お互いのライフスタイルの確認もしないまま結婚しちゃダメですよ。
堅物の自衛隊員は、男は女を守るもの、女は男のサポートをするべき、という、まんま昭和の男の価値観です。
片や、オシャレなファッション雑誌の編集という奥様は、共働き夫婦なのだから、家事は当番制にすべき!と旦那さんに猛抗議をします。
この結婚は失敗だった!!とそこは意見が合い、離婚に向けて動き出す、のですが
この話、実際の婚活中の人たちにも、参考にしてもらいたいポイントがあります。
婚活中のデートでは、お互いのライフスタイルと価値観のリサーチ、すり合わせをとことんやるべし。
運命の出会いをした2人は、お互いの気持ちの高まりを信じて、色々確認をしないまま結婚を決めてしまったのかもしれませんね。
朝4時に起きて(軍隊みたいな進軍ラッパのアラームで飛び起きるシーンに爆笑です)家訓を唱和させる夫、家事は妻がするものという価値観を信じて疑わない夫、自衛隊員という特殊な職業ゆえ、なかなか仕事中の連絡もままならないことを、この妻は全く知らずに結婚したらしいです。
こんなはずでは!の連続で、大喧嘩になるのですが
これは明らかに結婚前のリサーチ不足です。
婚活中のデートで、ご飯食べて、当たり障りのない趣味の話ばかりを繰り返していてはダメです。
この人いいかも、という相手とは、どんどん結婚感の確認をしていきましょう。普通の恋愛なら、結婚後の生活の話など、重たくてできないかもしれませんが、婚活で出会う人は、結婚を前提にしたお付き合いをしているのですから、そこは躊躇なくやってください。
もちろんお互いの相性、気持ちの確認をしてからですよ。
会った瞬間から、子供は何人欲しいですか、自分の親との同居は大丈夫ですか、などとどストレートな質問をされて、びっくりさせられた、という話も聞きますから。
そこは相手との距離感を慎重に測ってからお願いいたします。
それから気になったのが、ドラマの冒頭、北川景子さん演じる女性は、33歳で5年間付き合った男性に振られてしまい、大きなダメージを背負います。
私の貴重な5年間を返せ!!!!と彼女は絶叫します。
仲人的には、なんで結婚するかどうかの確認もしないまま、ずるずると5年も付き合っちゃったかなあ、と思います。
5年の間に、相手に結婚の意思があるかどうか、問いただす機会がなかったのでしょうか。
確かに重たい話ではあるし、言い出すのに躊躇するのもわかりますが、お互いに結婚を考える年齢であるなら、そこを曖昧にしたまま、長年付き合ってはいけないでしょう。
結婚なんてイメージできない。君もそうだと思っていたんだけどな。
という男のセリフに、結構ムカつきましたね。
男も女も、将来を考えられない相手と、何の約束もないまま長い時間付き合ってしまうのは、本当に若さと人生の無駄遣いです。
ドラマは、コメディの形態をしながら、結構キュンキュンさせてくれる展開になりそうですね。
アニメ版セーラームーン役の三石琴乃さんと、実写版セーラーマーズ役の北川景子さんが親子役というのも、セラムンファンにはワクワクものです。
最近は、セーラームーンというより、エヴァのミサトさんのイメージが強い三石さんですが、本当に美しくて憧れます。