
親御さんたち、お嬢様たちの背中を押してあげてください。
手軽な婚活方法として、若い人達(中年以降にも流行ですが)マッチングアプリが普及しています。
手っ取り早く交際相手を探す方法として、非常に便利です。
あまりお金もかからず、登録のためにわずらわしい証明書も要求されませんから、入り口のハードルが低いのでしょう。
IBJの登録人数がおよそ7万人なのにくらべて、マッチングアプリの登録者はその数十倍いるそうです。
人数だけを比べれば、アプリの方がたくさんの相手に会えて、いいような気がします。
しかし、その膨大な人数がいても
間違いなく独身の人
安定した収入のある人
結婚相手を真剣に探している人
と言う人達が、どれくらいの割合でいるのか、甚だ疑問ではあります。
相談所に登録している人達、特に女性についてですが
これまでほとんど男女交際の経験が無いという方が、結構いらっしゃいます。
そういう人達にお会いするたびに、仲人は思います。
マッチングアプリじゃ無くて、最初に相談所に来てくれて良かった、と。
実際にうちの会員さんでも、過去にアプリを使ったことがあると言う方がいて、話を聞きました。
会ってすぐ体の関係を求めてくる男性がとても多いとのこと。
これは以前アプリを利用中の男性から聞いたとおりでした。
男性は、手軽にHできる相手を、アプリで探しているのであって、真面目に結婚相手をアプリで探そうなどという男はごくまれ。
そして既婚者もたくさん独身のふりをして、アプリに登録している。
だとすれば、結婚相手を探す手段としては、かなり危ない場所です。
職業だって、年収だって、何の証明もありませんから、相手をだまそうとすれば、いくらでもできます。
ご自身の恋愛経験が豊富で、異性を見る目、相手の誠実さをきちんと見極める力に自信のある方でなくては
アプリでのお相手探しは、危険と隣り合わせです。
昔いいところのお嬢様たちは、学校を出て、しかるべき年齢になると、親御さんたちが縁談をセッティングして
身元が確かで、釣り合いのとれたお相手とお見合いし、お嫁に行きました。
結婚が決まるまでの間、お嬢さんたちは花嫁修業と称して、お茶やお花、お料理などを習いに行ったものです。
いつの時代の話?ばばあの懐古趣味?と言われそうですが、私はこの習慣、そんなに悪くなかったのではと思います。
とくに、20代、30代のお嬢様たち、あまり男性との交際経験がないお嬢様たちは
しかるべき年齢になったら、迷わず結婚相談所へGOでよろしいのではと思うのです。
当相談所で成婚していった20代、30代のお嬢様たちは、皆さんしっかりした家庭でお育ちの、お嬢様たちでした。
彼女たちは、若いうちに結婚したいと思ったときに、お見合いという手段を選んだのです。
恋愛結婚が普通とされる時代ですが、若いうちに覚悟を決めて、自分の目で相手を見極めて、結婚に飛び込むのはとても勇気がいることです。
誰もが自力で異性に自分からアプローチし、結婚に持ち込めるわけではありません。
そんなことができるのは、一握りの恋愛強者だけです。
お嬢様たちが、危ない場所で、身元も不確かな相手に、危ない目に遭わされないうちに
きちんとしたお見合いという場所へ、親御さんたちがお嬢様たちを送り出してくれたらいいのにと、本当に思います。
実際に、うちで成婚したお嬢様たちのお母様たちから、何人も会員さんをご紹介いただいております。
結婚相談所なんて、うさんくさい、どんな相手がいるのかわからない、と思われがちなのですが
自分の娘が、そういう場所で素敵なお相手に巡り会い、幸せな結婚生活を送っていれば
安心して、相談所の利用をお知り合いに勧めていただけるようです。
結婚相談所、などというから、なんとなく嫌な響きですが
これは、お見合い結婚なのです。
昔からある、由緒正しき結婚相手を見つける方法です。
きちんとしたご家庭でお育ちのお嬢様、これまで男女交際の経験があまりないというお嬢様こそ
是非、親御さんが、結婚相談所へ行くように背中を押してあげてください。
身元が確かで、すぐにでも結婚したいという人しかいない場所ですから。